さて、先物取引の勉強をしていると、シカゴ筋とか、シカゴの先物取引所とかいう言葉を聴きます。先物取引市場の初心者にしてみると、ニューヨークとか東京とかならともかく、何でシカゴなの?と思います。
そこで調べてみたのですが。。。。
先物取引市場には、原油系(ガソリン・灯油・軽油・石油)、鉱物系(レアメタル・白銀・金)、穀物系(大豆・小麦・とうもろこし)などいろいろありますが、その発祥は穀物の取引で、その誕生の地がシカゴなのです。
シカゴといえば、イリノイ州の大都市。イリノイ州はアメリカのほぼ中心地に位置し、レーガン大統領の誕生の地としても有名です。最近ではバラク・オバマ上院議員の選出地区としても有名ですね。また、そのシカゴのアクセントは、ある意味で標準的なテレビアクセントとしても有名です。なによりも、開拓初期から現在まで豊かな穀倉地帯と、その陸路・水運のよさから交易拠点として知られ、その利便性と特質から先物取引が誕生した、ということのようです。
シカゴは、その交易拠点としての性格と近郊に広がる豊かな穀倉地帯を背景として、非常に活発な農産物市場が誕生していました。
それを背景に、先物取引市場のひとつの目的であるリスクヘッジのため、1948年に成立しました。これは、世界でももっとも古い先物取引市場のひとつです。
この取引において、1948年以前から、投機的な運用によって資産をなす富豪たちが現れました。これらの投資家・投資グループ・企業がシカゴ筋と呼ばれる集団といっていいものたち、だそうです。また、当然、派生的な金融先物取引も活発です。
上記のような歴史的要因から、先物取引市場でもシカゴは注目を集め、いわゆるシカゴ筋ポジションという、シカゴの投資筋の動向が世界からの注目を集めることになったようです。
だから、単に穀物だけでなく、ガソリン・金・原油・石油・灯油・大豆・とうもろこし・白銀や消費者物価指数など、先物取引全般で、シカゴは重要な意味を持っているのです。