更年期障害の治療には、病院・外来での医師の指導による治療・ホルモン補充療法などが重要になってきます。その一環として、体操をしてみたり、ビタミンCを取るなど食習慣を充実させたり、といった生活習慣を改善する必要もあります。というか、生活の質の向上、を考えると、更年期障害の症状の有無にかかわらず、いくつかの健康法・健康な食事・サプリメントの摂取などは必須になってくるでしょう。
もちろん、常識的な範囲で、医師のアドバイスの元で上記のような生活習慣を確立・維持しつつ、病院・外来での治療をしっかりと受けるのが、更年期障害を乗り切る鍵です。
かつては、更年期障害は、とくに日本ではあまり治療法が確立していませんでしたが、ホルモン補充療法や漢方薬の再確認、老後の人生の質に関する認識の深まりなどによって、治療法や経験も深まっています。更年期障害は、気分障害などもあり、つらいこともありますが、これらは、前向きに対処していけば必ず改善される症状なので、気を長くして治療に当たりましょう。
さて、更年期障害のセルフケアの実践にはどのようなものがあるでしょう?
まず第一は、病院・外来にきちんと行く、です。当たり前ですが。
そして、身近な友人・家族・親族などと親密な関係を気づき、サポーターネットワークを気づいておくこと。特に、すでに経験者の年上の友人や信頼できる家族・親族などがいれば安心ですね。更年期の不定愁訴(ほてりや発汗、そして動悸などの様々な不快症状)が、いわゆる更年期障害ですが、これらの結果としてうつ病などの気分障害なども伴います。精神的なサポートも必要になります。
また、代謝・血行を良くする運動を習慣付けるのも効果的です。激しい運動は逆効果で、ウォーキングや、あるいは5分〜10分程度のストレッチでも随分違ってきます。
それから、入浴でのリラックス。半身浴なども効果的です。めまいや湯冷めなどに気をつけて、ゆったりした入浴時間をとってリラックスしましょう。
つまり、外来・病院にしっかり通い、なるべく日常でのストレスを軽減し、軽い運動などで肉体的に血行・代謝を向上させ、休養などをしっかりとり、また親密な人間関係を通じて精神的な援助を得る。のが、更年期障害のセルフケアでしょう。